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一方、干潟の西側のノリの生長を、木更津のノリ漁師の金萬智男さんに来てもらい、海岸のノリの様子を見てもらった。
DASH村のコナラの枝にも、竹のヒビにも多くのノリが着き、木ヒビに63枚、竹ヒビに32枚の合計95枚のノリ。
アサクサノリかはまだわからないという。
アサクサノリの場合、水温15℃に達すると、葉状体は自らの生長より、世代をつなぐ擬態胞子を出して、自分は枯れてしまうこととなる。 |
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と、城島が足元で何かを発見。
城島「ここなんか穴が開いてますね」
よく見ると、あちこちに同じような穴が開いている。
そこには春の到来を告げる主が居る。
水温13℃。環境が整いつつある春の干潟には、餌となるプランクトンが増え、育ち盛りのボラの群れが。
ノリ以外の多くの生き物たちが活発となり、増える時季。
ここに自ずと餌が入り込むため、穴の主もしめしめと待っている。 |
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それらの穴は直径3cm程。
と、城島には思い当たる生き物がいた。
そこで、細長いカメラを使って、穴の中を探索することに。
穴の中を進んでいくと、そこにいたのは、アナジャコの姿だった!!
砂泥質のあさばを好む大型の底生生物で、体長数mmの幼生時に浮遊して流れ着き、良い環境ならそこに穴を掘って成長。巣穴は3m以上にもなる。
江戸時代、東京湾でも盛んだった潮干狩りでも、貝の他、アナジャコがよく捕られたという。 |
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