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砂をまいて3日。
相変わらずヒトデはのんびり、チチブはウロチョロ。
が、そいつは突然現れた!!
泳いで現れたその姿は、魚ではなく、カワウ!!
海岸や川岸の水辺に棲みつき、魚、エビ、フジツボなどを餌とする。全長90cmで、鵜飼漁で知られるウミウより、活動範囲が広く、海辺にも生息。
海辺の生態系の頂点に立つ、水鳥の一つ。
ここに姿を現したのは、DASH海岸に生き物が増えてきた証しだが…。
この日、どうやら収穫なしのご様子。 |
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砂まきから8日後、東京湾に春一番、2月の終わり。
強い風は南西、つまり沖の方から吹き、波も伴う。
その影響もあったのか、観測台の下の岩場に黒い影が…。
じっと動かないままのその姿を、アヒル号のカメラで確かめてみると…。
そこには、待ちかねたマナマコの一種のクロナマコの姿が!!
すべるように移動するヒトデとは違い、ナマコはイモ虫のように体をくねらせて進む。
石の上に1匹、しっかり居座った。
ナマコの快適水温の10℃から15℃に対し、海岸の水温は12℃で、ナマコの活動にはちょうど良い。 |
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そして3月に入るが風は冷たく、気温9℃。
観測台を止まり木にカワウ、更にマガモも来始め、適温保つ海中には、その後次々とやって来て、新しい石を気に入ったのか、5匹が棲みついていた。
ヘドロの分解ははかどるが、夏にかけて産卵の時期。
驚くほど増えるかも。 |
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