穏やか、寒さを繰り返し、DASH村は遅ればせの春盛り。
畑の準備が急がれた。
堆肥をまんべん無くまき、トラクターで土をかき、畑を耕す。
一方、冬を越えたミツバチたちを香りの花が迎え入れ、来月には、今年最初のハチミツが採れそう。

日差しの映える体は、真冬に生まれたふぶき。
もう2ヶ月半。
駆け回り、母親・リンダの背中にも元気に飛びつく。
おてんば娘は、なかなか止まらない。
しかも、怒った母親にも立ち向かう気の強さ。
でも、リンダが、草を食べに出かけると、母親が恋しくてたまらないのか、「メーメー」と呼びかけるように鳴く。

そんな中、リンダは柵の向こうにいたが、少々、食べるので忙しい。
そこで、ふぶきは棚の隙間を抜けようとするが、数日前までは通れた隙間に引っかかってしまい、やっとのことで通り抜けることができた。
成長してもまだまだ母を恋しくて、このところは、真似て、草を口にするように。
こうして、日々成長を続けるふぶきを楽しみに見守っていく。