日本では古来より、夏の風物詩として「茅の輪くぐり」という行事があり、「くぐる」ことで身を清め災いをさけるという風習がある。

という事で、城島 達也が「くぐる」事を目的に訪れたのは、一足先に梅雨明けをした沖縄。
沖縄の地形は、2つの顔があり南部ではサンゴ礁の隆起で波と風が浸食した、ダイナミックな洞窟や崖が多い。一方北部は、雨が多く水の力で削られた、神秘的な洞穴や岩が多い。

海の男達也が、最初に訪れた場所は沖縄本島西部、恩納村。この辺りの海岸には、ノッチ(くぼみ)と呼ばれる、岩の大きなくぼみや海岸洞窟が多く、くぐれる場所は地元の子供たちにとって、度胸試しの名所。