ガレージでの初仕事、この男の想い描く夢は…
松岡「プロ野球選手みたいにでっかいホームランが打ちてえ」
美しい放物線を描きスタンドに吸い込まれる白球。
それは、まさに至福の瞬間。出来ることなら、かっ飛ばしたい!
一生に一度は打ちたいホームラン!
そこで、松岡は、達也と共にオリジナル“スーパーバット"の製作を決意!!
誰でも「当たれば簡単にホームランが打てる」
そんなバットは作れるか!?

腕試しに投手に時速90キロ程のボールを投げ込んでもらい、どれくらい飛距離が出るのか確かめる。
まずは、少年時代、水泳とサッカーに夢中で野球経験のない松岡のバッティング。
結果は飛距離3メートル、ホームランまでは程遠い。
続いて、少年時代に野球経験のある達也。
松岡よりも飛ばしたものの、こちらも柵越えはならず。
ならば、バッティングのプロ、ジャイアンツの若きスター坂本勇人のホームラン映像を見て参考にしてみることに。

松岡「しなりがすごい!」
映像では鋭いスイングで振り出されたバットがボールと衝突する瞬間、バットがしなりボールを反発させている。
ホームランは、この反発としなり無くしては生まれない。
技術もパワーもない素人の2人は、近年、軟式野球の競技性を高める為に開発された新たな軟式球で再び試し打ち。
すると、バットの芯近くで捉えて大きく飛距離がアップした。