40歳を前に、大空へ羽ばたきたいと願う城島が作り始めた、城島版タケコプター・シゲコプター。
前回ついに完成、初フライトへ挑むも、機体がわずかに浮いたのみ。
そろそろ惑うことなく空を飛びたい、海を渡りたい。
そう願うのは もはや城島だけではない。
小学生から番組に寄せられた“シゲコプターは終わったんですか?"のメッセージ。
城島「もう、僕だけの想いやないな…。そろそろ行きますか!」
決意も新たに、シゲコプターの改良にのぞむ!

城島が飛べなかった理由。それは、城島の作ったプロペラがシゲコプターの重量を上回る揚力は発生しているものの、計算通りの揚力を生んでおらず、城島の体ぶんの重量を上げられなかったため。
シゲコプターを飛ばすには、プロペラが下に押し出す空気の反作用も有効。
現状のプロペラの角度は最大13度。角度が大きすぎ、上面の空気が下に流れず渦になって『はく離』を起こしブレーキにもなっている。
しかし、角度を小さくするにも、小さすぎれば空気は下に流れていかない。
つまり、最も空気を下に押し出す角度を導き出せば、揚力も増すはず。

そこで、効率よく揚力を増すために、角度を変えることのできる構造を導入することに。
あとは、総重量(シゲコプター+城島)94kgが揚力を下回れば飛ぶ。
と、達也は気付いた。
達也「2、3キロやせて!」
総重量をできる限り減らすのも、ひとつの手段。
城島の減量による軽量化で、飛ぶ可能性をさらに上げる。