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側面部を任されたのはミシン縫いが一番上手かった松岡。
城島も藁を引っ張ってサポート。
麦稈真田の2本がつながり、麦わら帽子の一部が出来上がった。
作業は日没まで続き、ようやく側面部分が形になってきた。
そして、つなげた藁の太さが14センチとなり、輪っかにして縫い合わせると麦わら帽子の側面部が完成。
続くは、頭頂部づくり。 |
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頭頂部は最初の真田編みを小さい渦にするのが熟練した人でも難しい。
城島がレバーを回し、松岡が藁を回すコンビプレー。ここは足踏みではなく一縫い一縫いレバーを回して小さな渦から縫っていく。
縫い始める事30分、出来上がったのはつむじ程度の大きさ。
作業は深夜に及び、そして翌日も。
松岡「上の部分にだいぶ近づいてきたよ」
かなり大きな円盤となり、縫う速度も速くなった。
そして、ある程度の大きさとなった円盤を側面部と合わせてみると、まるで箱のようなものが出来上がった。
難しい曲線縫いもなんとか縫い上げ、頭頂部が完成。 |
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最後はつばの部分。
当初は麦稈真田で大きな円周を作りつなげるはずだったが、長くなりすぎた側面部をまげて続けて縫う事に。
そして徐々に全体の姿が見え始めた。
最後に頭頂部を手で縫い合わせ… 村オリジナルの麦わら帽子が完成!
いびつながら味のある帽子。その被り心地は…
松岡「明雄さんが一番似合ってるね!」
早速、完成した麦わら帽子をかぶり村の野菜を収穫。
松岡「ありがたみを感じたね、麦わら帽子の」
手間暇かけて作り上げた麦わら帽子。来年の活躍にも期待。 |
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