記録的な猛暑が続く今年の夏。
9月になってもまだまだ暑い…。
そんな時は、スタミナ料理で栄養補給。先人の知恵が詰まった、その土地ならではの食材と調理法。
北は東北、南は九州に分かれて、疲れた体を立て直す!!
『ご当地スタミナ料理、1日でいくつ食べられるか!?』

米どころ、岩手県一関市を行くのは、松岡。
市の中心部の手前で見つけたのは、『もち街道』と書かれたのぼり。
一関市は、餅の消費量が日本一。その歴史は江戸時代にさか上り、伊達藩に年貢を納めていた農村部では、残ったくず米を餅にし、様々な味付けで食べる文化が発展した。味付けとなる餅だれは、300種類にも上る。今でも、1年のうち50日は餅を食べるという。
そんな餅の町、一関に夏のスタミナ餅はあるのか?

地元の方が夏によく食べるのは、どじょうを使った“ふすべ餅"。
そこで、どじょうを飼っているというどじょう池へ。
古来より、海から離れた内陸部では、どじょうは貴重なタンパク源だった。
休耕田で放し飼いにし、夏に食べられるようにしているという。