そこで、やってきたのは渋谷のエステサロン。ここでは、まさにそんな張りをほぐすコースがあるという。城島のお腹の張り具合を触診すると…
先生「どこもかしこもパンパンです。心配ですね」
エステの先生も驚くほど硬く張ったお腹。さっそく、東洋医学に基づいた“へそエステ"で解消することに。
胃腸の調子を整える“神闕(しんけつ)"と呼ばれるへそのツボを中心に、お腹周りのマッサージ。オイルを使ったインドの伝統医学『アーユルヴェーダ』と、中国の温熱療法、それぞれの特徴を組み合わせた方法。

はじめに、へその周りに小麦粉を練ったもので土台を作り、その中に緑茶の成分を抽出した“グリーンオイル"を流し込む。タンニンの働きとともに、胃腸の働きも活発に。そこへ、バラの花びらを浮かべて…
先生「内臓が強化されて、気分もハッピーに」
そんな気分をへそで感じつつ、次は60度に温められた“ヒートバレル"という陶器の玉石の入った小さな樽でへその周りを温める。熱が行き渡ったら、いよいよ本題。老廃物をとるマッサージを行っていくが…

先生の手が困惑する。手強い張りは、温めてもなお、押し返され…
先生「(お腹が)硬すぎるのでヒートバレルください」
異例の温め直し。奥の手は、ヒートバレルを転がすように使って、熱を入れながらの入念なマッサージ。2人がかりで力強くもみしだくこと40分。
ようやくはじかれるようなお腹の張りはほぐされた。すると、城島がもう一つの変化に気がついた。
城島「(脇から)なんでバラの香りするんですか?」
オイルとともに毛細血管に入った香り成分などが全身を循環し、皮膚の薄い脇や首筋から放出されていた。