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“山本山"は、こちらの山本山のこと。絵は茶筒だった。
創業320年の山本山は、実は江戸屈指のお茶問屋。
六代目当主が、高級茶葉の“玉露"を発明した。
ちなみに、海苔の販売は戦後からだという。
玉露は、煎茶と比べると1本1本の撚(よ)りがきれいで、色も濃い。
苦味を抑えるため、入れる湯は60℃前後が適温。
せっかくなので、その玉露を頂く。お値段は100gで5000円!
達也「甘いというか、まろやかな味!」 |
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一方の長瀬チームは、南青山の「伊勢半本店 紅ミュージアム」。
止まったマスは達也チームの1つ前、9マス目“本町玉屋べに"。
絵にある茶碗は、紅猪口(べにちょく)と呼ばれる磁器の内側に刷かれた、玉虫色に輝く江戸の口紅のこと。紅筆に水を含ませ、溶くことで赤色へと変化。
ベニバナから抽出した赤い色素を、昔ながらの技法で抽出する。
しかし、「本町の玉屋」はなくなり、今はこちらの伊勢半本店だけが、江戸時代から続く紅の伝統を守っている。
大倉もその紅色に魅せられて、メイクアップ… |
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続いて止まったのは、15マス目“根岸笹の雪"。
手がかりは、「笹の雪」という言葉と、箱のような絵。
長瀬「お寿司とかじゃない? 雪は米のことかな」
まずは、根岸を地図で確認。それは上野駅近く。
台東区根岸の寿司屋、若竹の板前さんに伺うと、それは豆腐屋とのこと。
さらに、今もお店は残っているという。
さっそく、教えて頂いた豆腐屋さんへ向かう。 |
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