長瀬チームは、続いて6マス目の“岡本江戸前"。
手掛かりは「江戸前」という言葉と、何かを運んでいる絵。
長瀬「江戸前といえば寿司。浅草に行ってみるか」
まずは、浅草の寿司屋・三松寿司で聞き込み。
大将の奥隅さん曰く、絵で運んでいるのはウナギ。
江戸時代、寿司は肩に担いで運んでいたという。
さっそく、近くの老舗ウナギ屋を紹介してもらい、そちらへ向かう。

やってきたのは、1806年創業のウナギ屋「やっ古(こ)」。
どうやら絵はウナギを運ぶ様子で間違いないらしいが、“岡本"とは?
そこで見せて頂いたのが、幕末当時の蒲焼屋番付。
こちらの「やっ古」と共に、西の関脇に「岡本」の文字を発見。
だが、茅場町に明治初期まではあったウナギの名店、今はなかった。
江戸前とは、ウナギから始まった言葉といわれ、東京湾で獲れたものと、地方から流入したものとを区別するため“江戸前"と強調した。
岡本ではないが、やっ古のうな重を美味しく頂く。

一方の達也チーム、止まったのは10マス目“山本山 茶"。
“山本山 "とは、今でも残るあのお店か。
村上「上から読んでも下から読んでも?」
達也「何でお茶… 山本山は海苔だろ?」

とにかく、向かうは日本橋の山本山本店。
お店には、海苔が並び、不安がよぎる中、店長の山田さんに確認。
山田さん「創業当時はお茶から始まっております」