スペースカールに乗り込む城島。
本人は真っ直ぐ立っているつもりだがリングはゆっくりと前に回転し、城島の体は逆さまに。
シゲコプターの離陸訓練でも、前に倒れていた城島。
つまりは、前重心ということ。
さらにスピードを上げて回り続けるリング。
その原因は、上体だけでバランスをとろうとするためだった。
練習開始から1時間、やっと、思い通りに重心位置をコントロール。
これで、バランス感覚はつかめたか?

決戦の地は、茨城県・竜ヶ崎飛行場。
7か月前、初フライトが失敗に終わった地でもある。
達也「機体は最終調整して、多分いけると思う」
風はややあるが、城島には自信もある。
達也がシゲコプターと機体安全装置を連結する。
補助スタッフも配置につき、準備は整った!
しかし、風速4m/s。気になる風。
もう失敗は許されない、風がやむ、そのときを待つ。

そして、一瞬風がおさまったタイミングを逃さず、エンジン始動!
城島「シゲコプター!空へ、GO!!」
スロットルを一気にひねり、猛烈な風と揚力が発生する!
エンジンの回転数がみるみる上がり、6500を超えたそのとき…
シゲコプターが、ついに浮いた!!
ちょっとだけ…
城島たちが10か月かけて作ったシゲコプター。
高度21cm、17秒の飛行となり40歳を前に空を飛んだ…とも言えなくはない。
城島「これで終わったわけではありません。“DASH for the Dream"」
男の空への夢は果てない…。