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シゲコプターが、やっと浮こうとしたところで、前方に倒れてしまう。
理由は、シゲコプターの操縦方法にあった。
城島「ポイントは荷重のかけ方ですね」
それは自らの体重移動で機体を傾け、バランスをとるシステム。
この操縦方法を身につけなければ、不惑までに飛ぶことはできない。
訓練を重ねていく城島だが不惑まで残り18日、残り15日…。
そしてついに、1度も成功することなく、不惑まで7日となった。 |
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タイムリミット差し迫る中、城島は、自らのバランス感覚を養うべく、お年寄りのリハビリやスポーツ選手のトレーニングも行う、大阪のフィットネスクラブ『元気創造センター』を訪れた。
そこに、バランス感覚も養える特殊な器械があるという。
NASAのトレーニングマシンをもとに開発した、スペースカール。
3連のリングが自由に回転することで、3次元の動きを生み出す。 |
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これで体幹筋を鍛えると共に、バランス改善にも一役買うという。
足もとだけを固定し、体重移動のみで回転を制御していく。
重心が安定していれば、リングは回らない。
しかし、重心が前にあればリングは前へ回転。後ろなら、後ろ回転。
リングが回転しても、体重移動で重心をコントロールすることで回転を制御。リングは自然と元の位置に戻る。
城島「ブレないよう、回らないように保てるかが重要ということですね」 |
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