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体に良い効果があるとされる薬膳料理、それは、中国四川ではじまった薬用効果の高い伝統食。
先人の知恵と経験が生み出した栄養食は、『薬食同源』といわれ、日々の食事こそが体への薬であるという、中国古来からの考え。
長寿で知られる沖縄は、そんな中国文化の影響を強く受けた琉球王朝の時代より、自然の薬効を活かした食文化が浸透し、料理を『クスイムン(薬のもの)』、薬になるものを『ヌチグスイ(命の薬)』といい、『薬食同源』の精神がいかされている。
そこで、そんな沖縄で沖縄薬膳料理いくつ食べられるか!?
沖縄本島より南西に位置する石垣島の名蔵湾沿いを行くのは、長瀬。
長瀬「薬膳料理でしょ?美味しいのかな?」 |
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すると、道路沿いで何かをしている島の住人の方を発見。
何をしているのかを訊いてみると、アダンというものを採っているという。
長瀬「アダン?」
アダンとは、パイナップルに似た作物で、塩に強く、石垣島では海岸沿いに自生する植物。
地元では、中心にある芯の部分の新芽を食べると言うが…。
長瀬「芯の部分だけ食べるんですか?」
昔からの郷土料理で、体に良いという。 |
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このアダンを使った、薬膳料理でもある、アダンの肉巻きを頂くと…。
長瀬「美味しい!柔らかいタケノコって感じ」
さらに、別の薬膳料理があるかを伺ってみると、モーアーサというものがあるらしい。
長瀬「モーアーサ?それって美味しいですか?」
洗うのに時間がかかるため、今ではあまり食べていないというが、栄養もあり、味も美味しいとのこと。
それはぜひ食べてみたい、ということで、そのモーアーサのあるという場所へ向かうことに。 |
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