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一方、沖縄本島の城島は、海の薬膳料理を求め、那覇市沿岸漁協。
城島「漁師さんに聞けばわかるやろ」
と、向かったのは、那覇沿岸漁協。
そんな城島が探している魚は、アバサーという魚らしいが…。
すると、さきほど揚がったアバサーがあるというので、見せていただくと…。
城島「え!?すごい!なんやこれ?」
沖縄でアバサーと呼ばれる魚は、ハリセンボンのことだった。
フグの仲間だが、毒はなく漁師さんのごちそう。
昼間は岩陰に隠れて生息するアバサーは、6m ほどの深さを素潜りして、銛のような水中銃を使って捕るという。 |
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このアバサーを使った料理が、アバサー汁というものらしいので、早速作っていただく。
皮と身を切り分け、まずは身を煮込みしっかり出汁を出す。
そして欠かせないのが、アバサーの肝。
これが、栄養があってヌチグスイ(命の薬)なのだという。
アバサー汁は、肝が味のコクとうまみを出すとの事。
そして、味付けは味噌と泡盛を加え、ヨモギを入れる。
独特の香りと臭い消しの役割だけではなく、ビタミンA、カルシウム、カリウムなどの効果も加わる。
こうして出来上がったアバサー汁は、滋養強壮の他、この時期には嬉しい風邪予防にも期待できるという。
早速、お味を確かめてみると…。
城島「魚っぽくないな。よもぎの味が効いてて深い味がする」
さらに、アバサーの身も頂くと…。
城島「身がすごく美味しい。すごい元気になります」
沖縄の薬膳料理を堪能することができ、これからの元気を養うことが出来た! |
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