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その頃、長瀬は石垣島に戻り、ある薬草を探していた。
石垣市の八重山そば本舗島胡椒(ぴぱーつ)の真喜志さんに案内されてやってきたのは、石垣市真栄里にある多田浜ビーチ。
ここに、薬膳料理に欠かせない長命草なる食材が生えているという
長瀬「こんな所に生えてるの!?」
と、目をこらして歩いていると、真喜志さんが発見。
長瀬「これが長命草ですか」
大きなクローバーのような葉っぱで セリ科の多年草。海岸沿いの岩場や砂漠地に自生する長命草。 |
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御膳本草には長く食べれば元気になると記され、今では『1株食べると1日長生きする』といわれ、家庭ではミミガーとピーナッツ味噌和えで頂く。
これを今回は、真喜志さんが製麺を担当する八重山そば本舗島胡椒(ぴぱーつ)で、そばに使うとのことだが。
まず、長命草をミキサーにかけ麺に混ぜるとの事だが…。
長瀬「青汁みたいになった」
まずはひきたての一杯を頂く。
長瀬「にがっ!苦いこれ!」
しかし、その苦みこそが体に効く証でもある。 |
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ミキサーにかけた長命草を小麦粉に練り合わせ、均一に延ばし、裁断したら
薬膳料理・長命草そばの完成。
長瀬「これが長命草が練り込まれたそばですね」
美肌効果も期待できる地元の伝統食で、ビタミンA、B2、C、E、カロテン、ポリフェノールを含み、抗酸化作用・美肌作用・動脈硬化防止などの効能があるという。
早速、長命草そば頂いてみると…
長瀬「美味しい!コシがあって長命草の風味がしっかり出ててダシとすごいマッチしますね」
体全体にパワーが出てくるという。
長瀬「美味しく食べれてなおかつ体も健康になるとは医食同源ですね!」
沖縄、石垣島の薬膳料理を、体全体で堪能することが出来た長瀬だった。 |
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