坂を上り切れば、下り坂。 そこは灘百景にも選ばれる桜の名所。 大正時代、摩耶ケーブルカー開通の記念に植樹された。 春になれば、南北400mにソメイヨシノ70本が咲き誇る桜のトンネル。一気に下り、阪急神戸線の電車を横目に平地を走る。 現在、1500コギで残り半分。 達也、松岡は1.5�qの坂を一気に下り、未だ1000コギ手前。 JR神戸線には突然の難所。 高さ1.6mの高架下をなんとかくぐり、目指すは南、このまま海沿いへ。 一方、長瀬と太一はギアを重くし、距離を稼いで快調に進む。 と、また突然の行き止まり。 しかもその場所には、“ビューティーサロン・ながせ"の文字。 せっかくなので、店の方に道を訪ねて出発。 達也、松岡は海を目指して住吉川沿い。 達也「何かすげー匂いがする」 それは酒蔵から漂う香り。 大阪湾沿岸では良質な米と水が取れ、江戸の頃より日本酒造りが盛ん。 現在でも生産量は国内第1位。 酒造メーカーでは工場見学や試飲も行っている。 香りだけ味わって目指すは海沿い。