一方、長瀬と太一は、ゴールまで直線で約2.5�q。 神戸ポートタワーを目視できる北野異人街。 開港後の神戸港で外国人が居を構え、現在でも洋風と和風の建物が混在する観光名所。 長瀬「前にここ来たんですよ」 神戸港から北野異人館街の結婚式場までウエディングケーキを運んだ長瀬に地の利がある場所でもあった。 2年余り前そこで、人混みを避け、細い抜け道を通る作戦。 一方、節約で西を目指す達也、松岡の脇を駆け抜けたのは、 外国人「もっと早く走れよー、ファイト！」 思わぬ励ましにコギ数をロスするも、横にはうれしい海の眺め。 そしてさらに西へ、自転車は通行無料の摩耶大橋に入る。 上り坂が続き苦戦するも、残り700コギで最後の難所を突破。 海沿いに出たところで、コギ数は500コギを切る。 一方、長瀬と太一は足湯で一時の休息。 三宮中心部にある神乃湯は、無料の足湯と温泉スタンド。 阪神淡路大震災復興10周年を記念して設置された憩いの場。 三宮からゴールのある南西へ。 800m先に神戸ポートタワーを見るも、隔てる線路で直進できず。 線路を越えて南へ下るため、迂回して道を探す。