長瀬「笹みたいなのあるけと食べないかな?」
見つけたのは北海道に多く生える“クマイザサ”。
冬、雪の多い北海道では普通の草と比べ背丈の高い笹が道産子の主食。
美味しそうに食べる道子、この旅最初の道草。
馬は1日10〜20kgもの草を食べる。

途中、出会ったのは小さい体が特徴のポニー。
ポニーとは、体の高さが148cm以下の馬の総称。
すると、道子がスタート地点にいる仲間の方向へ鳴き声を上げた。
太一「向こうに友達がいるから、寂しいんだね」
馬は本来、集団で生活するため、
一匹になると仲間を求める習性がある。

長瀬「枯れた草と青い草はどっちを好むんですか?」
定男さん「青い草を好むと思う」

道子が食べ始めたのは牧草の“クローバー” と“オーチャードグラス”。
つまり、道産子にとって普段から食べ慣れた草。
新しく伸びてきたこれらの草を見つけた道子は、
こちらにお構いなく、ひたすら食べ続けていた…