近隣の多くの方々に支えられてきたDASH村。
現在、DASH村のある地域は計画的避難区域に指定され、県内はもちろん親戚などを頼って転々とする人、県外へ移り住む人々も多い。
そんな離れ離れになった村の仲間達と、城島、太一、達也は、再会を果たした。
今年5月、松岡は明雄さんと地震以来の再会。
松岡「明雄さん、久しぶり」
明雄さん「今日は皆で会うことになっている」

この日、地震以来初めて皆が集まるということで、まず明雄さんも心配していた小林昌子さんを明雄さんと松岡が迎えに行くことに。


いつも明るく笑い声が絶えない小林さんは、DASH村ではロケの食事の世話をしてくれた。ご主人の博さんにも古材や自在鉤をもらうなど、お世話になっていた。
現在は、会津若松にアパートを借りて住んでいるという。
小林さんご夫妻を訪ねてみると…
小林さん「松岡さん!明雄さん!」
松岡「うれしいね、元気な顔が見れて」

元気そうな姿を見ることができて一安心する明雄さんと松岡。
小林さん「夢のよう」
明雄さん「皆いっぱいいるから」

仲間達に会える喜びを噛みしめながら、一同が会する場所へと向かう。
一方、この日の会を明雄さんと共に仕切る、三瓶宝次さん・孝子さん夫妻はバスに乗り込み、避難生活を送る仲間を迎えに行く手はず。


バスが向かったのは、福島県福島市北部の土湯温泉郷。
野地温泉ホテルには、浪江町から約100名の被災者が仮住まいをしている。
すでに、城島が再会をした氏家カウさんと息子の高志さんの部屋を見せていただく。
6畳間に5人で生活しているという。
三食の食事はもちろん、一般客と同様に24時間いつでも温泉に入ることができる。
氏家さん「でも家に帰りたい」
麓の旅館には三瓶高子さんが。
途中で今野猛さんも合流し、次々と仲間を乗せて、バスは明雄さん達との合流場所へ向かう。
その途中、道すがらの直売所で食材を購入。この日、自分達の手で作りたいものがあるという。