山で育った在来馬道産子、“道子”と共に道草を食べ食べゆっくり進む。
前回、初めて道草の旅に出た長瀬と太一は、馴れない道子に悪戦苦闘…
これから続く長い旅路に向けて、課題はコミュニケーション。
そこで、相棒・道子とスキンシップを図り、距離を縮めることに。
二人がやってきたのは、道子がいる北海道は函館市、谷地山(やちやま)牧場。
定男さんたちが、ここでたくさんの道産子たちを放牧していた。


久しぶりの道子との再会、二人を覚えているのか?
長瀬「道子—!」「なんか、道子の様子がおかしいぞ」
定男さん「笑ってんだでよ」

その仕草は、愛嬌を振りまくフレーメン。
臭いに反応して唇を引きあげる求愛行動のひとつ。
そして、春の初めの函館で、旅はのんびり始まった。


長瀬「青森まで下って、行ける所まで行きたいね」
これからの季節、東北の道端には、
オオヨモギやオオバコなど、夏草が芽をだしてくる。
そして、岩手県遠野市や青森県十和田市など、
伝統ある馬産の町で、馬たちとのふれ合いもあるはず。
その日はスタートを前に、長旅に備え、道子に施すものあった。