様々な食材を、塩や醤油、糠などに漬け込むことで熟成させた保存食、漬物。
その数は全国各地に600以上と言われ、日本は漬物大国としても知られている。
そんな日本全国各地の、美味しくて珍しいご当地漬物がたくさんあるはず!!
ご当地漬物、いくつ食べられるか!?
長瀬が向かったのは、北陸・福井県あわら市。
長瀬「魚介の漬物とかあるんじゃないかな」
長瀬がやって来たのは、ファーマーズマーケット・きららの丘。
そこで目にしたのは、メロンを浅漬けにした摘果メロン漬。
さらに、この地で穫れる花らっきょを甘酢で漬けた、甘酢漬。
三里浜で作られる特産品として知られる花らっきょは、分球で毎年粒が増え、収穫時には50粒ほど。小粒なほど高級とされ、繊維質で実がしまっているのが特徴。
長瀬「美味しい。酸味があって、シャキシャキしてる」


さらに、この土地ならではの海の幸を使った漬物も。
店員「こなご味噌」
波松海岸で、室町時代の頃から盛んに行われてきた小女子(こうなご)漁。
大量に獲れた小女子を保存の為に糠漬けにしたのが、こなご味噌。
小女子漁をお手伝いさせていただき、自宅でこなご味噌を作っているという
小川さんのお宅へ。
小川さん「一昨年漬けたこなご味噌なんです」
新鮮な小女子を生のまま塩漬けにして5日漬けて、さらに半年以上糠に漬けたのが、こなご味噌。
糠をつけたままそのまま食べるのが美味しいという。
長瀬「美味しい!味噌っぽい。小女子の風味が後から来る」
こなご味噌を使ったおススメのレシピが、こなご味噌のトマトスパゲッティ。
長瀬「めちゃめちゃ美味しい!大人のスパゲティですね」


一方、太一は佐賀県唐津市呼子町。
太一「イカの有名な呼子。イカの漬物があるのかなあ」
と、所々に松浦漬と書かれた看板が。
太一「松浦漬。有名なんだな」
早速食べてみたい、と伺ったのは、松浦漬本舗。
松浦漬本舗の平田さんに、「食べて当ててみて下さい」と言われ、
一口食べてみると
太一「コリコリ言うよ。美味い!」
平田さんからヒントを頂き
太一「鯨ですね」
平田「正解です」

松浦漬とは、鯨のある部分を使った漬物だというが…。
平田さん「鯨の軟骨」
クジラの上あごの軟骨、通称かぶら骨と呼ばれる希少な部位を、
薄さ0.9oにスライスし、塩漬けし、特製の酒粕と混ぜ合わせる。