 |
この日のスタートから、もうすぐ10km。
五稜郭タワーも目の前、お掘のある五稜郭公園敷地内。
五稜郭の城が解体されて、139年。
今は、上から眺めれば星型の、およそ8万坪が公園として残る。
この時期、咲き誇っていたのは、村に咲く鮮やかなヤマツツジとは違う、淡いピンクと白の函館市の花のツツジ。 |
 |
そして戊辰戦争が終結したのも、ここ五稜郭。
新たな時代を告げる新政府軍の列にも、勇ましい馬たちがいた。
長瀬「五稜郭タワーに上りたい」
地上90mの展望台からは、その独特の形がよく分かる。
幕末の函館港開港により、重要となった箱館奉行所を守るため、つくられた防衛施設が五稜郭。
かつては中央に城があり、星型の五つの頂点には、死角を無くすための大砲が設置されていた。 |
 |
さらに下にいる太一たちは、ある目立つ姿に変装。
タワーに上る長瀬と別れ、見つけたのは記念撮影用の派手なカツラ。
それは戦の時、指揮官がすぐ分かるよう土佐藩が使った“赤熊(しゃぐま)"。
妙に似合う定男さんの見た目は、なまはげ風。
そして五稜郭タワーから望むは、道子の故郷の山、そして目指す函館港。
この日の道子は、10.3kmを歩き、次はどこへ。 |
|
|