城島が汁もの、太一は主菜となるご飯ものを担当し、献立に使うフキと合う地元の食材を探すことに。
太一は、魚介類などの甘味とコクを使って、ラワンブキの苦みを抑えることができないかと、足寄町の北、阿寒湖へ。
そこで地元の漁師さんに教えてもらった食材は、なんとザリガニ。
阿寒湖に住むウチダザリガニは、北アメリカ原産で、水温15℃以下の冷水に生息し、主にフランスで食される食用のザリガニ。
その茹でたてを味見させて頂くと…
太一「美味しい!ちょっと甘い!子どもも好きだと思う。」

湖畔の食堂をお借りして、早速試作を開始。
まずは、ラワンブキを茹でてアク抜き。
次に、ウチダザリガニをむき、殻と身を選別する。
殻を炒めてから酒を加え、アルコール分を飛ばし水を加え、太一オリジナルのダシを作る。
ちなみに、この方法は他番組での料理家ケンタロウさんからの受け売りとのこと。

さらに、輪切りとみじん切りにしたラワンブキ、ウチダザリガニの身、栄養と香り付けにフキの葉を釜にいれて、米と一緒に炊き込む。
30分後、ラワンブキとウチダザリガニの炊き込みご飯が完成。
その味を確かめてみると…。
太一「おいしいけど、大人味かもしれない」
大人にはちょうどいいぐらいだが、やはり子どもの口にはフキの苦味が合わないか。