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そのもう1つの特徴。
従来のビニールハウスに比べ、ピンクのフィルムを張ったハウスの方が温度が3〜4℃程低い。
その理由は太陽からの赤外線もフィルムで変換させ、暑さを抑えている為。
それにより、日中のハウス内の作業もしやすい。 |
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高原野菜を学び、次に目指すは
松岡「信州そばだよね」
長野県のそばの生産量は、北海道についで全国2位。
そばの本場の中でも城島が学んでみたい「幻のつなぎ」を使ったものが飯山にあった。
城島「富倉そばをやってみたいんですけど」
石田屋さん「ゴンボッパね、これを入れるんですよ」
正式にはオヤマボクチと言われるキク科の葉。この繊維をつなぎとして使うのが富倉そばの特徴。
収穫したオヤマボクチを沸騰したお湯に重曹を入れ、葉緑素を煮溶かす。水で洗い流し、繊維だけを取り出したら、つなぎにする為、天日にあてて、しっかり乾燥させる。
すると、色、匂いが抜け、優れたつなぎにモトに。 |
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そば打ち25年の石田屋さんに習い、そば1kgに対して、オヤマボクチは5gのみを混ぜる。
石田屋さん「これを真綿のように伸ばすのが大変」
その繊維を熱湯で柔らかくし、そば粉に入れつなぎにする。
このつなぎを入れる前に、まずは『水回し』。
そば打ちにとって欠かせない作業だが、あまり念入りにやらなくても良いとの事。その理由は、オヤマボクチの強い繊維がつなぎになっているため、途中で切れたり、失敗は少ないからだという。
そして『練り』の作業。一般的には10分以下の練り時間だが、オヤマボクチの繊維を生地全体に伸ばす為、倍の20分程行う。 |
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