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最後は東京・麻布台にあるインド料理店、『ブカラ』。
夏場は40度を超えるインドでは、食欲増進のため、辛いだけではなく、苦いスパイスや食材も豊富に使われる。
その一つが、インドが原産とされるゴーヤ。
日本の物より小さく、苦味も凝縮されている。
さらに、樹皮や実が生薬として使われ、胃の働きを改善する“ニーム"。
現地では“お医者さん"とも呼ばれ、インド独立運動の父、マハトマ・ガンジーは、ニームの葉をお茶にして毎日飲んでいたという。 |
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グリーンカレーのような「ニーム カレレ キ サブジ」は、インドのゴーヤとニームの葉を使ったカレー。
まず、ニームの葉をミキサーにかけてペーストを作り、ゴーヤは苦みの強いワタを取らずに、輪切りにする。
それらを香辛料を加えて炒め、さらにほうれん草のペーストを加えて、じっくり煮込めば出来上がり。 |
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太一「2段階で苦さがくるよ!」
長瀬「ルー自体も苦いし、ゴーヤも苦いからね」
それは、インドのことわざにも表現されていると言う。
“ニームの木の下に生えたゴーヤは一層苦い"。
日本では「鬼に金棒」に近い意味。
そして苦味度はなんと、ゴーヤの6倍、本日最高の数値だった。
さらに、ニームにはもう一つの利用法があった。 |
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