8月下旬、DASH海岸に起こった異常事態。 大量死したアサリ、海面に浮いてしまったスズキ、クロダイ…。 そして、水から逃げるように岩によじ登るケフサイソガニの姿。 城島「こうなった原因は、青潮しかないですね」 青潮とは、酸素を失った海水が表面に上がり、海が青白くなる現象。 酸素を失った生き物達は棲めなくなってしまう。 本来、東京湾では北風によって青潮が起こりやすい。 しかし今回の原因は違った。 ゲリラ豪雨などの悪天候によって貧酸素層が上昇していたところに、南西風が吹いたことで薄くなっていた表面の水が流され、上昇した貧酸素層が青潮となり、DASH海岸を含む横浜一帯に押し寄せたものと推測。 さらに、三方を護岸に囲まれ、波が少なく海水の交換の少ないDASH海岸では、青潮が長く残り、大きな被害を受けてしまった。 アサリは全滅してしまったのか？ 期待を込めて、干潟の砂を掘ってみると… 城島「小さいけど、生きてます」 砂の中に潜って生存している数匹のアサリを発見。 深く潜っていたアサリは、青潮の影響を受けにくかったのか、助かったアサリは少なからずいると判明。