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生まれた時から面倒を見て下さっている、中靜さんの肩に飛び乗る仔ヤギ。
城島「ほんまに人懐っこい」
それはある物の要求だった。
中靜さん「哺乳瓶でミルク飲みますよ、今馴らしてて」
早速城島が、チャコから絞ったミルクを与えてみると、ゴクゴクと元気よく飲み始めた。
城島「仔ヤギにミルクあげるの初めてやな」
人から与える事で仔ヤギは母親のように感じ、なついてくれるという。 |
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仔ヤギはミルクを飲み終えると、今度は達也の事を噛み始めた。
礼斗「これから草を食べる時期なんですかね」
こうして日々成長する、仔ヤギに必要なもの。
城島「名前をつけなあかんな。夏に生まれるで、夏生はどう?」
村を知らずに、ここで生まれたしるしにもなった。
達也「元気に育てよ」 |
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一方、村の動物が住む別の小屋へ。
達也「オスはやっぱり迫力あるぞ」
義理の父である晴男と、娘婿のザビエルが出迎えてくれた。
城島「元気そうでよかったわ」
晴男はここに来てから一回り大きくなった様子。のびのびと、時に偉そうにしているらしい。
そして、もう青年ヤギのザビエルも、一児の父となり、父親の自覚生まれてきたか。 |
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