一方、九州の達也は、宮崎県日南市。
パートナーは、大先輩のピーターこと、本名・池畑慎之介。
来年還暦で、ただ今 前厄の59歳。
ピーター「今までは、厄を自力で乗り越えてきたけど、この体力じゃお願いするしかないかな」
芸能生活43年、プライベートにおいても達也と仲の良いピーターと挑む。
そんな2人で願掛け求め、やってきたのは日南市にある「飫肥(おび)城」。

挑む願掛けは、室町時代が起源の“四半的(しはんまと)"。
以前は、武士の酒の席での遊びであったが、その後、農民が五穀豊穣や無病息災を願い、矢を射るようになったのが始まりとされる。
最近では、地元で1つの競技としても行われている。
その名にちなみ、四間半(よんけんはん)=8.2m離れた所から、狙う的は、四寸半=直径13.6cmという小さい的。
それを四尺半=1.36mの弓と矢で、10本中、当たる本数を自分で決め、クリア出来れば祈願成就となる。

まずは、アーチェリー経験のある達也から挑む。
自分の目標を5本と決め、願いはシンプルに“100歳まで生きる"。
と、すぐにコツを掴んだのか、放った矢2本目で的に命中!
そして続けて、4本目まで連続命中で、すでに3本の当たり、出足は好調。
達也「よし、大体(感覚が)分かってきた!」
が、その後沈黙で9本放った時点で、的を射たのは結局3本のまま。
残念ながら、祈願成就とはいかなかった。