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肝心の演奏曲をどうするか。
太一「“ジングルベル"って分かり易いメロディーだよね」
“ジングルベル"とは、150年以上前に出来た、アメリカ民謡。
シャンシャンという鈴の音が特徴的で、クリスマスシーズンには世界中で親しまれる。
その理由は、シンプルなメロディーと音階であるということ。
サビの部分は『ド・レ・ミ・ファ・ソ』の5つの音しか用いない。
これなら上手く分担させれば、演奏できるかもしれない。 |
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曲目も決まったところで、安全太郎たち初のギター演奏。
右手で弦は弾けるが、左手でコードを変えられないため、出せる音階は1体につき、1つのみ。
ギターだけで、5つの音をまかなうなら、安全太郎は5体必要だが、いまガレージにあるのは3体。
ひとまず、同様のカスタマイズで“ド"と“レ"と“ミ"を揃えた。
さらに、バンドとして演奏に厚みを出したいと、他の楽器を追加することに。 |
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太一「やっぱり“あいつら"出すか!」
と、太一の目線の先には、鐘つきロボット「相模勝・改」
そして、一本釣りロボット「球道くんハイパー」。
どちらも打楽器向きか、並べてみると見た目も少しはバンドっぽくなった。
さっそく、レコーディングスタジオで音楽適正の確認をすることに。
太一「アマチュアバンドだから移動も自分達でしなきゃ」
と、スタジオまでは皆でソーラーカー「だん吉」に乗り込んで移動。 |
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