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都内の音楽スタジオに到着し、奏でられそうな楽器も一通り揃え、音を出しながら改めて楽器のパートを決める。まず目にとまったのは
長瀬「ドラムだろうね」
ドラムに重要なのは、ギターのメロディーに乗せる際のタイミング。
これは餅つき経験もある、「球道くん」に任せることに。
杵に変えた右腕を、さらにドラムのばちに変え、一発叩いてみる。
長瀬「一発、一発に気合が入ってる」
音の響きも申し分無く、ドラム担当に決定。 |
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次に、ジングルベルと言えば鈴、使うのは振って鳴らすスレイベル。
曲の肝と言ってもいい、このパートは、競輪場でジャンを鳴らし続けた、「相模勝」をおいて他にいない。
左右に振る一定のリズム、勝関なら頼り甲斐もある。
こうなればイメージも膨らんでいき、もっと音を増やしたいと、ガレージから更なる使えそうなロボット達も音楽スタジオへ運び入れる。 |
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まず、その1体目は「鬼泣かせ」。
昭和30年代から、長く遊園地の人気者だった、鬼の体をしたゲーム機。
投げたボールがお腹に当たると、センサーが感知し、迫力の声を上げる。
それに連動して上下する右手は、てこクランク機構。
この動きにぴったりのパートと思われるのは、シンバル。
上下する鬼の手でシンバルを叩くことで、音を奏でる。
この鬼、ヴェー!と声が出てしまうのが少々難だが、叩く動きは問題なさそう。
シンバル担当に決定。 |
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