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2002年5月からDASH村で始まったコンニャクイモの栽培。
近隣の方から分けていただいた計18個の種芋を定植。
2004年11月の収穫時には、15gだった種芋が、重さは約180倍の2.7kg、直径23cmにまで生長。
そして収穫したコンニャクイモから5倍ものコンニャクが出来上がった。
コンニャクイモは生芋の保存が難しく、残りのイモの消費に苦労した。 |
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本場ではどのように保存しているのか?
そこで、コンニャクイモの生産量日本一を誇る群馬県昭和村を訪れた。
(コンニャク)栽培歴42年の堤さんに畑を見せていただく。
達也「砂利が目立つんですけど」
堤さん「これは軽石。火山の噴火で降り積もった礫なんですよ」
昭和村の土壌は(浅間山と榛名山から噴出した)軽石が多く、片品川の水流に沿って発達した河岸段丘により、水はけが良いことが特徴。
そのため、コンニャクイモの栽培に適している。 |
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掘り取ったコンニャクイモに付いている生子(きご)を春に植え付けると、秋には丸い形の1年生になり5倍以上に生長する。
さらに、生長した重さ16kgのコンニャクイモを見せて頂く。
しかし、コンニャクイモは植えてから4〜5年で花が咲いてしまう。
村では栽培3年目で花が咲いてしまったため、その独特な形と強烈な匂いが印象深かった。
花が咲くと、イモの養分を吸ってしまい、イモがなくなってしまう。
そのため、大きなイモを収穫するには花を咲かせてはいけない。
堤さん「花の咲く部分をとっちゃいます」
芽をとることで、花が咲かなくなる。
さらに新しい芽が出て、イモが大きく生長する。 |
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