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コンニャクイモ専用のトラクターで収穫。
達也「これをやるとイモが傷つかないんだよね」
掘り上げたイモは二台のトラクターを連結させて回収する。
前のトラクターがイモを拾い上げ、連結した後ろのカゴに入れる仕組み。
(こうして収穫されたコンニャクイモはコンテナ一杯で約1.2t。)
DASH村では、収穫したイモを温度、湿度の面で保存に適していた囲炉裏の上の火棚に置いて保存していたが…
城島「これだけの数、どうやって貯蔵してるんですか?」
「粉にするんですよ」 |
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農家が収穫したイモは、粉屋と呼ばれる製粉業者で荒粉に加工、さらにそれを精製した精粉を使い、練り屋でコンニャクが作られる。
そこで城島と礼斗が訪ねたのは、大正時代から続く、群馬県甘楽町の宇佐美商店。
農家からコンテナで届いたイモはベルトコンベアヤーで運ばれたイモは、水洗い後、裁断機で薄くスライス。
95℃の熱風で2時間かけて乾燥され、ローラーで粉砕されした後、チップ状の荒粉となる。 |
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このコンニャクの製粉方法は、江戸時代、水戸藩の農民中島藤右衛門が、乾燥したイモが腐らないことをヒントに考案。
それによって高級食材だったコンニャクが庶民にも食べられるようになった。
200年以上変わらぬ製法で荒粉を作る荒粉農家の中野さんを、達也と明雄さんが訪ねた。
達也「何が凄いって、斜めですね」
中野さん「水はけいい方が、成績いいんだよ」
かつては、山間部の斜面で盛んに栽培されていた。
近年は機械化や大規模化に伴い、品種改良も進み産地が平野部へと移行された。 |
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