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冬の定番…鍋料理。
旬の食材が豊富に使われ、体を温めるだけでなく、効率的に栄養を吸収できる。また、油もほとんど使わず、ヘルシーな料理でもある。
さらに、美容効果が高いのも特徴の一つ。美容鍋とも言われるコラーゲン鍋。コラーゲンは肌への効果が高いとされ、沖縄のてびち(豚足)鍋や茨城のアンコウ鍋などに豊富に含まれている。土地に根付いた食材と文化。日本各地にはまだまだ知られざる美容鍋があるはず!
長瀬が向かったのは、北海道函館市の市場。狙いは新鮮な魚介類を使った海鮮美容鍋。まずは、タラバガニがまるごと入ったカニ汁を堪能。
タラバカニは、高タンパク低カロリーなだけでなく、紫外線から肌を守る成分アスタキサンチンが豊富に含まれている。 |
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さらなる美容鍋を求め、北海道最南端、松前町の白神漁港へ。
出会った漁師さんから教えていただいたのは、ドウグと呼ばれるタコの内臓。美容にも健康にも良いということで、早速、タコ漁に同行させて頂く。波穏やかな津軽海峡へ。港から10分。
タコカゴを仕掛けたポイントに到着し、カゴを引き上げると…。
長瀬「でかい!こんなでかいの初めて見た!」
カゴの中には、体長180cm、重さは25kgのミズタコ!
最大で体長5m、重さ50kgほどにもなる世界最大種のタコ。今回獲れたものでも標準的なサイズ。 |
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港へ戻り、ミズダコを捌いてドウグを見せていただく。
長瀬「これがドウグですか」
ドウグとは、ミズダコの頭の中にある内臓部分のこと。
名前の由来は、魚介類の内臓は「生きるための道具」である事から。
足が早く傷みやすい為、一般の市場には出回らず、漁師の間で消費される。
脂肪分が少なく高タンパク低カロリーな食材。含有成分のビタミンB2は、脂質と糖質の代謝を促進、皮膚・髪・爪や粘膜を保護してくれるという。 |
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