新鮮なドウグで、漁師料理ドウグ鍋を作っていただく。
地元の松前昆布で取った出汁にそのままドウグを放り込む。
具材はシンプルに、ドウグのみ。
あっさりポン酢につけて食べる。ホルモンに近い食感だというが…。
長瀬「美味しい!お餅みたい」
そうめんのようにも見える部分は精莢(せいきょう)という生殖器の一部。鍋には様々な部位が入っているため、食感も味も多彩に楽しめる。
ミズダコの内蔵。その見た目に腰が引けていた長瀬も食べて納得。
長瀬「ドウグを食べているから、みんな肌がキレイなんだな」

一方、達也は沖縄県那覇市、第一牧志公設市場。
琉球料理は中国から医食同源の思想を受け、体にも良いご馳走を「クスイムン」、命の薬という意味の「ヌチグスイ」とも呼ぶ。
食べることが健康に繋がるという考えが長寿の秘訣とも言われている。
市場で話を伺っていると、シークヮーサー鍋なるものがあるという。
達也「シークヮーサーを鍋に使うっていうのは初めて聞いた」
情報をもとに、シークヮーサーの生産量日本一、沖縄県北部に位置する大宜味村へ。大宜味村は、人口の3割が65歳以上、100歳以上の人が15人と、長寿の村として知られている。

大宜味村役場の方の案内でシークヮーサーの畑を尋ねると、畑には見た事のない、黄色く色づいたシークヮーサーが。
一般によく知られる青い物は、8月から10月に収穫し、主に調理や加工に使用される青切り。一方、12月から収穫される完熟・黄金(クガニー)は、そのまま食べられるフルーツシークヮーサー。栄養成分の変化はほとんどないが、酸度が減少し、糖度が増して甘くなる。