クエン酸、ビタミンCが豊富に含まれ、代謝を促進。さらに皮に含まれるノビレチンは肌の炎症や老化を抑える効果があるという。
生まれも育ちも大宜味村、地元ではまだ若手のおばぁ83歳の仲井間さんにシークヮーサー鍋を作っていただく。
しいたけと煮干出汁に醤油で薄めに味付け。具は豚肉・豆腐・長ネギ・葉ニンニクなど。最後に、皮ごと輪切りにしたシークヮーサーを加えて一煮立ち。
シークヮーサーの果肉と果汁、栄養がたっぷりと溶け出した鍋が完成。
達也「美味しい!内蔵にじわ〜っと染みる酸っぱさ」

皮まで丸ごといただいたシークヮーサー鍋だが、食べるだけではなく、伝統的な美容法もあるという。
シークヮーサーを皮ごとお湯に絞り、そのお湯と皮で洗髪。
ビタミンCとクエン酸には殺菌効果があり、皮の油分が汚れを落とす。
さらに保湿効果もある。かつては洗濯剤としても利用されていたらしい。
仲井間「私もっとキレイになるはずよ」
つられて達也も目尻にシークヮーサーの絞り汁を塗る。
達也「最近目尻のシワがひどいのよ、日焼けしちゃって」
体の中からも、そして外からも効果のある美容食材を堪能できた。

一方、北海道・松前町の長瀬は、さらなる美容鍋を探していると、「ごっこごっこ」という聞き慣れない言葉…。
声が聞こえる方へ行くと、魚の移動販売トラックを発見。
「ゴッコ」と呼ばれる魚を見せていただくと、
長瀬「これはゼラチン丸出しですね」
コラーゲンたっぷりで肌がピッカピカ、プルプルになるという。
ゴッコ(ホテイウオ)は、産卵期である冬に、鍋で頂くのが地元の定番。その名もゴッコ汁。