セリは、春先に元気の良い親株を植えると、ランナー(匍匐茎)が伸びて、そこから子、孫へと順々に発芽する。夏ごろまでに1mほどに生長し、白い花が咲いたら、種となる茎の部分を刈り取り、それをセリ田に植え付けると、節の部分からセリが伸びて、2ヶ月ほどで収穫できる。
12月から3月まで収穫が可能。そんなセリの収穫をさせて頂く。
根を切らないように慎重に土の中から引っ張る。
達也「長いね、根っこ」

収穫したセリでいただくのは、セリの根を20秒ほど湯にくぐらせた、セリ根のしゃぶしゃぶ。
城島「さわやかな味」
達也「せりの香りが凄いわ。噛めば噛むほど香りが出てきますね」

さらに、セリ根のおいしい食べ方として教わったのが、セリ根の天ぷら。
達也「これは贅沢だね」

そして、秋田県の名物、比内地鶏で出汁をとったきりたんぽ鍋に、たっぷりとセリを入れて。
達也「香りが強くなった」
城島「さわやかな味」

雪国ならではの保存食の知恵、野菜の保存方法、そして野菜の栽培方法をしっかりと学び、味も堪能できた。