一昨年の2月、群馬県丸沼高原スキー場でそれは生まれた。
標高1700m地点から下る、距離1.5kmのゲレンデを転がし、巨大雪玉“おゆき"は直径2.3m、重さ推定3000kgにまで成長。
だが、さらなる限界を確かめるべく長瀬と達也が再び、巨大雪玉・新“おゆき"作りに挑戦!
「雪玉転がしてどこまで大きくなるのか!?」

今回の舞台は、北海道。
羊蹄山(ようていざん)の麓(ふもと)にある虻田郡(あぶたぐん)留寿都村(るすつむら)『ルスツリゾート』は、道内一の規模を誇るスキー場。
そのゲレンデの一角をお借りして、標高715m地点をスタートし、高低差315mの間を、雪玉を転がし大きくする。
距離は前回より500m長い2000m。
勾配も大きく、転がしやすい。

そして、“おゆき"の限界へ挑むのは二人だけではない。
前回、巨大雪玉“おゆき"と闘いを繰り広げた、元K-1ヘビー級、日本人エースの武蔵が今回も参戦!
それでは、ルスツリゾートの柳橋(やなぎばし)さんの合図でスタート。
まずは、小さな雪玉に水をかけながら転がしていく。
達也「(雪が)固まらないよ」
雪は水分を含むほど固まりやすいが、北海道の雪は極上のパウダースノー。
気温が低いことで、粒が細かく、さらさらで水分が少ない。
雪玉作りには手ごわいが、より多くの水を補いながら、転がしていく。