コーングリッツをすり潰し、圧力をかけて押し出していく。
徐々にペーストが固まりだし、温かい粒の塊が落ちてくる。
このまま押し出し、熱を加えれば、発泡!のはずが、
達也「出て来ない、詰まってるな」
ノズルを外し、中を確認すると、ペーストが出口付近で硬くなり詰まった状態。
押し出すより早いペースで材料を投入したため、ノズルの中で押し固まり、ドリルが空回りしていた。

今度は、材料の投入ペースも控えめに作業を行う。
だが、ペースト状にはなっても一向に固まる気配がない。
さらに材料も冷たいままで、摩擦熱が発生していない様子。
そこで、ガスバーナーで外から材料自体を温めてみるが、効果なし。
そして陽も暮れ始め気温は5度、ペースト状にさえならなくなった。
城島「これはやっぱり、作業は日中やで」
改善の見込みがないと判断、この日は泣く泣く、作業を一旦中止に。

そして翌日、比較的気温の上がる日中に、スタッフが作業を再開。
と、気温の上昇からか、コーングリッツの出はスムーズ。
それらしいものがヌっと出てきたが、発泡してるのか?
ともかく、何度か失敗を繰り返しながらも挑戦し続ける。
最後はシリンダー溶接部分からの材料漏れで、断念となったが、なんとか形となり、出来上がった『メガうまい棒菓子』は、その日、DASH海岸にいた達也と城島に届けられた。