即ち、オゾンによる漂白効果。
布の中には、目に見えない汚れが残っている。
太陽の紫外線により、雪からは酸化力の強いオゾンが発生。
これが繊維に入り込み、汚れの分解や殺菌をする。
風物詩を一つ、見たところで、春一番の青物野菜があると聞き、南魚沼市内を、八海山のふもと旧大和町へ。
“大崎菜"というのぼりの近くに、ビニールハウス。
そこには、収穫時期らしい生長をみせる野菜。

大崎菜は、小松菜の仲間で、八海山の豊かな雪解け水を利用した、ここ大崎地区・江戸の頃よりの特産。
雪下でも育ち“雪菜"とも呼ばれ、円い葉としっかりした茎が特徴。
厳しい冬の気候や標高の高さが、甘みを蓄えさせ、雪解けが始まる頃、収穫となる。
春一番の青物、採れたてをまずは生で頂く。
城島「ほろ苦い感じで甘みもある」

もう一つ、農家の馬場さんのお宅で、お勧めの品。
塩茹でにし、さらに色鮮やかになった大崎菜を、豊富な湧水でしっかり冷やす。
馬場さん「この水(八海山の伏流水)のおかげで大崎菜を作ってこれた」
美味しく調理するにも、大きく成長するにも、欠かせないのは、ふるさとの水、自然の恵み。
雪解けの始まりと春を告げる名物の大崎菜を、素朴な“おひたし"で、雪国の春を味わう。