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4月中旬、葉桜になりつつある中での新たな干潟づくり。
城島「来てほしいな、幻のクルマエビ」
干潟や浅瀬に棲み、かつては東京湾でも多く見られたクルマエビ。
しかし、干潟の現象と共にその姿は激減してしまった。
なんとかその姿をDASH海岸で見る事は出来ないか。
そこで、DASH海岸の北東にクルマエビの棲み処を作ることに。
汽水域と観測イカダの間に、割栗石約2000個を積み、土留めのための石積みをすることから作業が始まった。
潜水歴24年の大久保さん指揮のもと、城島、達也が石を設置。 |
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そして、作業の間、つかの間の楽しみ。
達也「待ってました!おむすび!」
男達の腹を満たすのは、海苔を巻いたおむすび。
2009年から始まったDASH海岸での海苔づくり。
1度目は、収穫量が少なくスカスカだったが、2度目は米に巻けるほどの量となり、そして、3度目の今年の出来は…
達也「ぐるりと巻けてる。ご飯が見えない」
城島「3年目の喜びですね」
こうして、喜びの味が堪能できるまでには、長い道のりがあった。 |
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DASH海岸での海苔づくりのきっかけは、3年前の2009年11月、カキ殻に潜んでいたノリの糸状体を発見したことに始まる。
木村さん「アサクサノリかも」
江戸時代から親しまれていたアサクサノリは、干潟の減少や埋め立てなどにより、その数が激減し、今や絶滅危惧種。
そんな幻のアサクサノリを目指し、海苔づくりが始まったものの、1年目は岩ノリの一種のマルバアマノリ、2年目はアサクサノリの近縁種で、現在の養殖の9割を占めるスサビノリ。
しかし環境の改善とともにアサクサノリに近づいている。 |
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