スポーツの世界には“40歳の壁"があるという。
その壁にぶつかり一線を退く者もいれば、壁を乗り越え飛躍する者もいる。
そして15年前、ライブで披露していた「バック転」が出来なくなった男、城島も今まさに“40歳の壁"に直面していた…
ならば、世の40代に希望をもたらすべく、城島が再び「バック転」の成功に挑む!

まずは、城島の実力を見てみる。
しかし、やはりバック転どころかマットに背中を打つばかりで成功する気配はない。
そこで、運動学の専門家 大東文化大学大学院の川本竜史准教授に映像を見てもらい城島のバック転の動きを分析していただく。

川本先生「バック転のコツは背中をしっかり反ること」
指摘の通り、15年前には出来ていた“背中の反り"が全く出来ていない。
バック転には、回転時に背中を大きく反らす動作が必要であり、背中が伸びたままでは、十分な回転力が生まれない。
今の城島は、背骨の関節に柔軟性がなくなり可動域が狭くなっていた。
長座体前屈で背中の柔軟性をチェックしてみると、その成績は17.5cm足らずと40代前半の平均41.3cmに遠く及ばず。