DASH村で培った知識と経験を生かし、日本全国の農家をお手伝い。
今回、太一と城島がやってきたのは、トマト収穫量が日本一の熊本県。
熊本で作られているトマトの品種は、100種類以上。
もちろん味にも定評があり、全国で食べられている。
そして、DASH村では夏野菜の代表格だったトマトだが、ここでは、12〜6月の約半年間もの長い期間、収穫する事ができるという。
そこには、DASH村でトマトを作って来たTOKIOも驚く工夫があった。
お邪魔したのは、宇土市でトマト農家を営む、斉藤 栄一郎さんのハウス。

国分「相当、茎が伸びてないですか?」
DASH村のトマトは常に人の背丈くらい。
ある程度、上に木が伸びたらてっぺんを切ることで、栄養分が実に集まるようにしていた。
しかし、こちらでは長さ6mくらいまで伸びた茎を上から吊るしている。
植物は真っすぐ上に伸びる事が一番心地いい状態だが、生長していくと伸びた茎が曲がってストレスとなってしまう。
生長点を下げて、さらに上に生長するように仕立てている。
そこで、伸びた茎を横にずらし生長点を下げて、さらに上に生長するように仕立てている。

そして、美味しいトマトを作るのにかかせない生き物が“マルハナバチ"。
斉藤さん「蜜ではなく花粉を集めるんですよ」
トマトの花が咲くと、幼虫の餌と巣の材料になる花粉を集める為に、このマルハナバチがやってきて花を揺する。
すると、花粉がめしべに着いて実ができる、という仕組み。