と、そこへ現れたのは、おばあちゃんの息子さんの昌孝さん。
おばあちゃんの売れ行きが気になって来てくれたらしい。
昌孝さんは、400年続く農家の14代目。
今では作る人が数人しかいないという、鷹峯とうがらしをはじめ、たくさんの野菜を作っている。
昌孝さん「鷹峯とうがらしがもう少し売れてくれたらええんやけど。
焼いてかつお節で食べるのが一番うまい」
太一「そういうこと言っていかないといけないんだ」
昌孝さん「ちゃんと売り切ってや」

振り売りを再開。
残暑厳しい京都は気温37℃。
容赦なく照りつける夏の日差しと、重い大八車を引きながらの振り売りは、想像していたよりもずっと過酷。
樋口さん「最初は大嫌いで大嫌いで、逃げて隠れたこともあった」
樋口さんは、23歳の時にお嫁にきて、お姑さんに振り売りを教わった。
それから約50年 毎日かかさず野菜を売り続けてきたという。
そんな話を聞いた城島と太一は、一生懸命野菜を売っていく。

続いてやってきたのは大通り。
そして、商店街に入ったところでトマトが完売!
いよいよラストスパート。
おばあちゃん「ここで売らさせてもらってます」
最後の売り場は、乾物屋さんの前の軒先。
全て売るまでおばあちゃんは帰らないというが、残りの野菜はまだ多い。
太一「僕と明雄さんで歩いて売ってくる」
太一と明雄さんは、野菜を持って売りに歩くことに。
太一の頑張りで、鷹峯とうがらしも完売!
しかし、どうしても売れないきゅうりとなす。
でも、これには大事な使い道があった。
おばあちゃん「(乾物屋さんの)兄さんにあげてきて」
乾物屋さんとも長年の付き合い。
場所をお借りするお礼として、いつも野菜をあげているという。