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後継者不足や時代の変化で、いま消えつつある日本の伝統文化―
そんな、その土地ならではの「後世に伝えるべき古き良きもの」を僕らで伝えていく、“未来に残したい!DASH遺産"。
今回の遺産候補は、沖縄・石垣島に伝わる“長イーグン漁"を継承する最後の一人、“海人(うみんちゅ)・三郎"。
「海人」とは、沖縄地方の方言で漁業を営む漁師たちのこと。
中でも、その数およそ300人という、沖縄きっての海人の島が石垣島。
その石垣島で、「潜水漁の水揚げ16年連続トップ」、「1日で500kgの魚を突く!」、「60kg超のイソマグロを突く!」など数々の逸話を残す伝説の海人と呼ばれるのが三郎さん。
一体どんな人物なのか!?
三郎さんに会うべく、城島と達也が石垣島を訪れた。 |
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やって来たのは、海水浴客で賑わう前栄里(まえさと)ビーチ。
ここに待っていたのが伝説の海人を推薦する人物、石垣島が世界に誇る、元ボクシング世界チャンピオンの具志堅用高さん。
具志堅「おーりとーり(ようこそ)!」
実家の隣にある具志堅用高記念館が有名な観光スポットになるほど、地元ではスーパースターの具志堅さん。
石垣島の海人の家庭に生まれ、少年時代を石垣の海で遊んで過ごした彼は、三郎さんのことをよく知り、DASH遺産に推薦したいという。
具志堅「三郎さんは石垣島では僕の次に有名ですよ」 |
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早速、石垣島で知らない人はいないという三郎さんを探しに、登野城(とのしろ)漁港へ。
近くにいた住民の皆さんに三郎さんのことを聞いてみると、
住民「知っているよ。お家あの辺だよ」
三郎さんは間違いなく、誰もが知る有名人らしい。
しばらく歩くと、船の上で漁の準備をする、たくましい体の男性が…。 |
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