駆除の際はハチが向かってくるので、
徳永さん「防護服を着てないと」
スズメバチが入り込まないように密閉性を保ちながら首元をメッシュにすることにより通気性は確保。
さらにポイントは、防護服の中に着る特性のインナー。
7〜8ミリあるスズメバチの針は、防護服といえど突き刺してしまう場合があるので刺されても肌に届かないよう厚みを作らなければならない。
お値段は、インナーが上下で3万5,000円、防護服が4万4,800円。
これに加えて、手袋は2重にし、足はゴムの長靴で準備は万全。
城島「うわ、暑っ!この格好で作業するだけで大変やね」
しかし、暑いからといってちょっとでも隙間を作るとスズメバチが入ってきてしまう。

では、スズメバチの駆除へ。
現場は、山の中の集落にある家。到着して間もなく…
達也「すげえいっぱいいる!これはちょっと危ないな」
徳永さん「ここから先は防護服来てないと行けない」

軒下にいたのは、キイロスズメバチ。
オオスズメバチよりは小柄だが、屋根裏や軒下など人間の生活圏内に巣を作ることが多く気付かないうちに近寄って被害にあうことも多い。

防護服に身を包んで、キイロスズメバチの駆除へ。
駆除の最初の仕事はハチの巣の様子を確認すること。
押入れから、巣があると思われる天井裏を覗いてみると、幅60センチ以上はある大きな巣を発見。
徳永さんによると、この巣の大きさなら1,000匹近くいるという。
外側を皮で覆われたキイロスズメバチの巣の中は、多いときには5段以上の巣盤が出来ている。