その頃、城島は平行して家の土台に使う石を運び続けていた。
昔ながらの運搬手段、背負子を使って石を3つずつ、慎重に運び出す。
一方、長瀬は10本目の犬釘を打ち終えようとしていたところ、握力が落ちたのか、集中力がきれてきたのか、指をハンマーで強打…!
しかし1本1本が、レールを固定する大事な釘、気合いでハンマーを振り下ろす。
やっとのことで取り掛かった線路の設置、完成はまだ先…。