1本の風船を、ねじって、結んで、つなぎ合わせ、イメージと指先で作り出されるバルーンアート。
2年前の春。そんなバルーンアートを巨大化した、全長14mの赤い白鳥「みよちゃん」を完成させた男たちは、背中に乗って湖を渡ろうと試みたが、強風と雨で一瞬にして破裂…。
そこで、城島と達也が、再び巨大バルーンアートを作り、リベンジに挑む!
“バルーンアートの亀で海まで行けるか!?"

前回は何がいけなかったのか?
城島「もっと流れに乗って行ければよかった」
そこで今回は、“川の流れ"に乗って“海"を目指すことに。
そんな川下りにふさわしい形として二人が選んだのは『亀』。
安定感もある亀を人が乗れる大きさにして、浦島太郎のように、ふるさとを目指して川下り!
さっそく、巨大風船を作るため、「みよちゃん」の時もお世話になった風船工場へ。

千葉県銚子市にある伊藤ゴム風船工業所は、日本で唯一の手作り風船工場。
風船の原料は、ゴムの木の樹液。
それに色をつけ、ガラス製の型の表面につけて乾燥させる。
十分乾いたら、型から外し、裏返しの状態で完成となる。
通常のバルーンアート用の風船の型は、長さ30cm、太さ5mm。
膨らめば4〜5倍の大きさになるが、人が乗るにはもっと大きい型が必要。
さっそく巨大バルーンアート用の型を求めて、ホームセンターへ。