島の開拓を始めて2ヶ月、森でレールを敷き続ける長瀬は、海まわりを担当してきた達也を、この日、初めて森の中に連れ出した。
長瀬が指差す先にあったのは、山の天然フルーツ“アケビ"。
それは、DASH村でも毎年、秋のお楽しみだった。
木の上になるアケビ。DASH村では、高い木から枝を使って落としたがDASH島の木は低いので、手で直接もぎ取る。
無人島で初めての甘味、長瀬にとっては初アケビだが、
長瀬「スイカとか柿みたいな味するね」

さらに、長瀬が達也に見せたいものは、もう一つあった。
初上陸の日に見つけた井戸のすぐそばになる、色鮮やかな木の実。
手に取ってみると、赤と緑、2つ実がくっついた不思議な形。
そして、赤い方は柔らかいが、緑の方は硬い。
ベリーの仲間などであれば食べられそうだが、正体はわからない。
と、好奇心旺盛な長瀬が、緑の方をおもむろに口もとへ…。
達也「食べて平気なの!?」
野草には毒があるものも多いため、スタッフも慌てて制止。

一方、赤い方を割ってみると、サクランボのような香り。
甘い香りに誘われ、長瀬は躊躇しながらも味見…大丈夫か!?
長瀬「サクランボみたいな味がする!」
そして、心配していた達也も一口。まさに、味もサクランボだった。
その後、調べた結果、これは“イヌマキ"という木の実。
赤い方が果肉で、緑の方が種だが、その種には毒が含まれている。
長瀬、危ないところだった!