達也「これ(畑で)作るのって難しくないですか?」
これらの野菜を作る、農家の山森さんにお話を伺うと、
山森さん「失敗も経験済み」
珍しい野菜はインターネットで調べるなどして、常に新しい物を取り入れているという。
山森きよ子さん御歳81歳の担当は、昔ながらの漬け物づくり。
きよ子さん「昭和25年にお嫁にきて、それからずっとやってる」
レンバイ歴63年の大ベテラン。
昔ながらの漬け物だったり、今時のおしゃれな温野菜セットがあったり、変わらぬ味と流行の野菜、どちらも人気商品。

それにしても…
城島「なんでこんなに変わった野菜が多いんですか?」
山森さん「レストランが多いから変わったものが求められる。西洋野菜とか」

鎌倉にはイタリアンやフレンチのおしゃれなレストランが、約80軒以上。
そのため、西洋野菜が重宝されるようになったという。
しかも、競い合うように他の農家が作っていない、珍しい野菜を作っているうちに種類も増えていった。
山森さんは年間100種類以上の野菜を作っている。

そこで、それらの野菜がどのように栽培されているのかを知るため、山森さんの畑を見せてもらう事になったが…
明雄さん「どこに畑あるんだ?家ばっかりで畑がないぞ」
車で市内を走る事20分、ようやく山森さんの鎌倉野菜の畑に到着。
城島「道路の横にある」
山森さん「鎌倉市ではここが唯一畑がまとまった所」

鎌倉市の農地は約3%。そのほとんどが関谷地区など北西部に集中しており、細かく区切られた狭い畑が連なる。山森さんの畑もばらばらに数カ所に点在。
しかも、1カ所の畑に何種類も植えているため七色畑とも呼ばれている。